刀剣オークションの仕組みと売却するときの注意点

刀剣オークションの仕組みについて

刀剣オークションは日本刀などの刀を売りたいと思っている人と、それを欲しいと思っている人を結びつけるシステムです。
売る立場にとってはオークションを利用することで高く売れる可能性がありますし、買う立場も数が少なくて貴重なものや、市場に出回っていないレアなものを手に入れることができるというメリットがあります。

オークションでは希少価値のあるものが多い

刀剣オークションは普通のオークションと基本的なシステムは一緒です。
売りたい人が最低落札金額を設定して、一番高い金額を提示した人に購入する権利が与えられます。競り売りと入札売りがあります。両方とも落札した場合などに手数料が引かれます。

せり売りは購入者が競っていき一番高値を付けた人が購入できます。最低落札価格が決まっていないので相場よりも安く購入できることがあれば、相場よりも高くなってしまうこともあります。入札売りは専用のお皿に金額を予想して書き込み、札(ふだ)取りと言われる責任者がその札に書かれている金額を読み上げ、一番高い金額を付けた人が落札する権利が与えられます。

入札売りは最低落札価格が決められていて大体50万円〜となっています。その金額に届かないものや売主の希望価格に届かないものは不成立となってしまい売買ができません。
人気がないものやいつでも簡単に手に入るようなものは入札の数も少ないですが、歴史的なものや数が少ないものは入札も殺到して金額が高騰しやすいです。
おすすめの方は市場では手に入りにくいものや、値段を付けること自体難しい物のなどプロが欲しがるような貴重な品をお持ちの方は最適です。

売却する場合の注意点

売る立場のメリットは買取店を間に挟まないので直接売買が可能になる点です。買取専門店は商売なので、利益を出すために相場よりも安い金額を提示することが多いです。その点直接売買であれば仲介人が存在しないので、その分高く売ることができます。

売却するときの注意点は色々ありますが、最低限意識しなくてはいけないポイントは保存状態です。
保存状態が悪いと素晴らしい刀でも価値が下がってしまいますし、最悪の場合はガラクタという扱いを受けてしまいます。刀はしっかりと手入れをしないとすぐに錆びてしまいますし、見た目も悪くなっていきます。先祖から大切に受け継がれているものでも、倉庫や物置に放置してしまっている人がほとんどです。その状態で放置され続けてしまうと刀にとっても良くないので、価値を分かっている人に所有権があるほうが刀も嬉しいはずです。オークション欲しい人のところに刀がわたるように手助けしてくれるものでもあります。

手入れする道具を持っていて、刀に関する知識を持っているのであれば、売却するまでに綺麗な状態に戻す努力をすると良いです。完璧に元通りにするのは難しいかもしれませんが見た目が少しでも改善されれば評価が上がる可能性はありますし、刀に対する熱意や誠意を汲み取ってくれる人もいるはずです。

手入れをするときは力を入れ過ぎてしまってはいけません。表面のさびを落とすような感じで、徐々に力を入れていくのがおすすめです。予想以上に腐食が進んでいる場合もあり、力を入れて擦ると折れてしまうことも考えられます。
手入れをするときは慎重に、ゆっくりと力を加えていくと刀にダメージを与えずに綺麗にすることができます。

オークションの前に価値を把握するためには

自分では刀の価値がよく分からない場合は、鑑定士による正しい評価をもらうのがおすすめです。価値が分からない状態で売却しようとすると知識がある人に騙されてしまうこともあります。これを避けるためにはあらかじめ価値を把握しておくことが大事です。公益財団法人日本美術刀剣保存協会に依頼すれば刀を詳しく調べてもらうことができるので、自分の刀のことを詳しく知ることができます。

審査は「保存刀剣」「特別保存刀剣」「重要刀剣」「特別重要刀剣」の4つのランクに分けられていて、このランクを元に買取金額を大体予想することができます。
銃砲刀剣登録証やその他付属しているものは必ずセットにした方が良いです。価値を証明するようなものが残っているとさらに評価が上がります。
直接売買の場合は個人と個人のやり取りが多くなるので、最後まで責任を持って自分で手続きをする必要があります。購入した人とやり取りをするのは自分自身ですし、何かトラブルが起きれば自分で解決しなければいけません。

オークションでの効果的なアピール方法

刀は特殊なものなので、写真や文章だけでアピールするのは難しいです。アピールに失敗してしまい、思ったような金額に達しないことも多いです。それでも交渉成立してしまえば手放すしかありません。梱包から発送も自分で行わなければいけませんし、アフターフォローも必要なケースもあります。買取専門店を利用すれば余計な手間は掛かりませんが、オークションで売買する場合は手間が掛かるのは承知しなければいけません。

アピール方法も非常に重要で、日本人だけをターゲットにする必要はないです。あえて外国人に狙いを絞ってアピールするという作戦もあります。日本人よりも日本の刀のことに詳しい外国人はたくさんいますし、高額なお金を支払っても手に入れたいと思っている人も多いです。日本刀は非常に美しいつくりなので、海外の人も注目していることがあります。海外の人に向けてアピールしたい場合は英語で説明文などを載せると効果的です。海外のコレクターまで視野に入れることで高く売れることもあります。




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