銃砲刀剣類登録証問題を考える30

銃砲刀剣類登録証問題を考える30 警察からの照会 事例43 もう一つの側面 数年前に地元ではない警察から電話があり、私が扱ったらしい脇指の照会がありました。経路と登録番号の確認でした。  その時点で1年前ぐらいのことだっ

銃砲刀剣類登録証問題を考える31-1

銃砲刀剣類登録証問題を考える31-1 輸出の問題 事例44 日本刀の輸出を果たせず戻ってきた場合でも、既存の登録証を無効化・返納し、再度現物確認審査を受けて新規に登録証を取得し直さなければならなかった事例について述べます

銃砲刀剣類登録証問題を考える31-2

銃砲刀剣類登録証問題を考える31-2 印紙購入(岩手県) 事例45 印紙をご購入ください 登録証の再交付について、岩手県教育委員会から封筒で書類が届いた。再交付申請書を提出し、再交付代金を払うように書かれていた。よく見る

銃砲刀剣類登録証問題を考える32 

銃砲刀剣類登録証問題を考える32 訂正再交付(千葉県) 事例46  昭和26年千葉県登録、2尺5寸、文久年紀の勝村徳勝を取得したが、前所有者により登録証が白鞘にべったり糊付けされていた。接着剥がし液で登録証を慎重に剥がし

銃砲刀剣類登録証問題を考える33

銃砲刀剣類登録証問題を考える33 登録審査時のデジタルカメラ撮影(東京都) 事例47 登録審査時のデジタルカメラ撮影 本欄では、かねがね登録審査の際のデジタルカメラ撮影を提言してきた。今回、東京都の登録審査で、東京都がデ

歴史上で有名な刀鍛冶・刀工を紹介〜その弐〜

歴史上で有名な刀鍛冶・刀工〜その弐〜 日本刀の基本的な鍛錬法は決まっていますが、職人ごとに独自の製法が考案されて独特の模様を持つ美しい刀が作られてきました。刀匠は完成した日本刀の茎に銘を刻み、自分の名前を後世に残してきま

かえってきた堀川國廣の展覧会

2023年3月18日から5月7日まで茨城県古河市にある古河歴史博物館にて堀川國廣の名品だけを集めた「かえってきた堀川國廣」展が開催されました。弊社が企画協力で参加させて頂きましたが1万人を超える多くのご来場者様で賑わいま

重要文化財 刀 額銘 二字国俊

この刀は弊社が取り扱った御刀で国指定の重要文化財に指定されている国俊の作品で、古くから伝来の確証がなく大まかに”徳川家”とされていた。そこで私が過去の資料などを追って伝来を調べました。お客様にも喜んで頂けました。 You

岩切り藤四郎

岩切り藤四郎(いわきりふじしろう) 「享保名物帳」所載の短刀。長束藤四郎とも。豊臣家五奉行の一人・長束大蔵少輔正家が、豊臣秀吉の遺物として拝領したものだからである。正家は関ヶ原の役に敗れ、江州水口城で自刃した。その後、本

今剣

今剣(いまのつるぎ) 源義経が自害に用いた小鍛冶宗近作の短刀。宗近が宿願あって、鞍馬寺に奉納した六寸五分(約19.7cm)の短刀を、別当が申しおろして”今の剣”と名づけ秘蔵していたが、義経が鞍馬にいた少年のころ、それを与