銃砲刀剣類登録証問題を考える33

銃砲刀剣類登録証問題を考える33 登録審査時のデジタルカメラ撮影(東京都) 事例47 登録審査時のデジタルカメラ撮影 本欄では、かねがね登録審査の際のデジタルカメラ撮影を提言してきた。今回、東京都の登録審査で、東京都がデ

歴史上で有名な刀鍛冶・刀工を紹介〜その弐〜

歴史上で有名な刀鍛冶・刀工〜その弐〜 日本刀の基本的な鍛錬法は決まっていますが、職人ごとに独自の製法が考案されて独特の模様を持つ美しい刀が作られてきました。刀匠は完成した日本刀の茎に銘を刻み、自分の名前を後世に残してきま

かえってきた堀川國廣の展覧会

2023年3月18日から5月7日まで茨城県古河市にある古河歴史博物館にて堀川國廣の名品だけを集めた「かえってきた堀川國廣」展が開催されました。弊社が企画協力で参加させて頂きましたが1万人を超える多くのご来場者様で賑わいま

重要文化財 刀 額銘 二字国俊

この刀は弊社が取り扱った御刀で国指定の重要文化財に指定されている国俊の作品で、古くから伝来の確証がなく大まかに”徳川家”とされていた。そこで私が過去の資料などを追って伝来を調べました。お客様にも喜んで頂けました。 You

岩切り藤四郎

岩切り藤四郎(いわきりふじしろう) 「享保名物帳」所載の短刀。長束藤四郎とも。豊臣家五奉行の一人・長束大蔵少輔正家が、豊臣秀吉の遺物として拝領したものだからである。正家は関ヶ原の役に敗れ、江州水口城で自刃した。その後、本

今剣

今剣(いまのつるぎ) 源義経が自害に用いた小鍛冶宗近作の短刀。宗近が宿願あって、鞍馬寺に奉納した六寸五分(約19.7cm)の短刀を、別当が申しおろして”今の剣”と名づけ秘蔵していたが、義経が鞍馬にいた少年のころ、それを与

海舟虎徹

この虎徹は2尺2寸5分で生ぶ茎、目釘孔が4(1つは忍孔で2つは瓢箪形につながっている)で、反りは6分半とかなり深く棒樋を掻き流す。よく詰んだ小板目肌に、湾れに互の目、尖り刃が交じり、小足が入って砂流し頻りにかかり、常のも

刀剣で30年ぶりに重要文化財が誕生

日光二荒山神社の祭礼武器(薙刀)5振10点が文化審議会(馬渕朋子会長)は、平成30年3月9日に開催された文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、5件の美術工芸品を国宝に、同じく50件を文化財に指定することにつき、林芳正

お守り刀寄贈

小山市乙女の日本刀販売店「丸英刀剣」(瀬下明社長)は7日、満美穴町の三祖神社に「守り刀」の短刀を奉納した。 江戸時代末期頃から代々講元を努めてきた家系の瀬下社長(69)が、13日の例大祭を前に、神社の繁栄を祈願して奉納。

珍品!日本に1本しかない彫物がある古剣のお話

剣 無銘 時代:平安時代 法量:長さ46.2cm、元幅3.1cm、茎長15.2cm 形状:切刃造 鍛:小板目つみ、柾目交じり、地沸細かにつく。 刃文:直刃、浅いのたれごころ交じり二重刃かかり、小沸よくつき砂流しかかり、僅